妊活42歳の決意と結果とAMH/人口と出生数
45歳未満のすべての年代で出生数は減っている
令和5年の出生数は72万7277人で、前年より4万3482人減少。人口1000人に対する子どもの数を表す出生率も6.0と、前年の6.3を下回っている。出産した母親の年齢を5歳級別に調べた出生数の年次推移では、コロナ以降、45歳以上を除くすべての年齢で前年より減っている。30代に入ると緩やかに落ちてくる出産率は、30代後半から40代にかけて急速に低下するのが実情だ。だが、出産を望む思いは、縁だのタイミングだの年齢だのと言われても、簡単に諦められるものではない。
日本産婦人科学会の資料によると、2020年の不妊治療実績件数は449,900件。治療法の内訳は、体外受精が82,883件、顕微授精が151,732件、凍結保存した受精卵を子宮内に移植する凍結融解胚(卵)が215,285件となっています。ただし、治療による実績は35歳をピークに年齢が上がるごとに減少し、不妊治療の保険適用年齢である「43歳未満」を超えると、43歳で5%、44歳で3%へと下がっていきます。厳しい数字ではありますが、これもまた事実です。
妊娠に関係する?AMHとは
40歳で彼と出会い、交際。41歳で同棲し、そのタイミングで籍も入れた漫画家のたかぎさんは、すぐに不妊治療を始めました。まずは病院で検査を受けると、妊娠するのに問題はないものの、AMH(アンチミュラーリアンホルモン)の値が平均より低いと言われたためです。
『お互い40代婚』(たかぎなおこ著 / KADOKAWA)に登場する医師によれば、AMHとは「女性の卵巣には生まれたときから卵子のもととなる細胞がすでに備わっていて、年齢とともに減少していき、新しく作られることはありません」「AMHはそれが、あとどれくらい残っているかを調べるもの」「卵子の残数と質というのは、また別問題」とのことです。本書は、著者のたかぎさんの39歳から43歳までの激動の4年間を描いており、その間に彼女は、出会いから交際を経て、同棲・結婚、そして母になりました。

卵巣機能・抗ミュラー管・AMH と言われています。
卵巣機能検査は不妊治療のためだけではなく、お子さんを授かりたいと思ったその時期に受けることが一般的にすすめられます。結婚していてもしていなくても、シングルでお子さんを授かりたい方でも、女性にとって役立つ目安になります。
結論から言うと、お子さんを授かりたい女性全般に役立つということです。
ブライダルチェックで受けたり、自宅でできるキットもありますから、関心のある方は一度検討してみてもよいと思います。卵巣の年齢を知り、現在どれくらいの卵子が残っていて、どれくらいの確率なのかを知ることができます。
ただし、この記事の中でもあるとおり、質とは関係なく、AMH=卵子の質ではありません。卵子の質は、採卵後に培養士が判断できる結果です。
では、卵子の質を良くすることはできますか? 現代の医療では、卵子そのものを若返らせるアンチエイジングは無いとされています。
規則正しい生活・汗ばむほどの運動・日頃から妊活に役立つサプリメント、この3つは大切です。荒れた畑に良い作物ができないのと同じように、まずは土台を整えることが欠かせません。
注射で効果があると思われる方や期待される方もいらっしゃいますが、同じ処方を受けても結果が異なるのは、その土台が異なるからです。
ぜひ、十分な土台づくりを、楽しみながら妊活に取り組んでみてください。
私たちKOREA IVF CENTERは、不妊治療に悩み、判断が難しいご相談も多く承っています。体外受精ではどんなことに注意すべきなのか――。前回もお話ししましたが、卵子凍結や着床の窓・子宮内フローラ検査は、正直なところビジネスの枠でとらえられている面もあります。
さまざまな疑問にお答えしながら、お子さんを授かるための最短距離を一緒に考えていきます。精子提供でお悩みの方には、Cryosや韓国の病院が直接管理している精子バンクを通じてサポートを行います。
現在、来年の出産に向けて頑張っている妊婦さんの方々が、時々ご連絡くださり、嬉しい写真やお話を伝えてくださって、本当にありがとうございます。涙なくては語れない不妊治療を、喜びの涙に変えていきましょう。

