胚提供 (養子縁組) プログラム

胚 養子


凍結胚の提供(凍結胚の養子縁組)

凍結胚の提供とは、体外受精にて保管されていた胚の提供を受ける事です。多くの患者さんは、不妊治療終了後に残った胚は廃棄を選択されます。 しかし、必要がなくなった胚を廃棄するよりも、切実にお子さんを望む第三者に寄贈することを望む場合もあります。 このような場合、凍結保存中の胚は同意を基に個人或いはカップルに寄贈されます。 そして、凍結胚の提供を受けて胚を自ら、移植を受ける事が可能です。

凍結胚の養子縁組を受ける基準は?

一般的な不妊治療が困難なカップル/シングルマザー/LGBTQ など。ご本人の胚で、妊娠できなかったり頻繁に流産を経験した不妊患者や遺伝的な疾患のゆえに、ご本人の胚では難しい患者様などが、凍結胚の養子縁組すなわち、凍結胚の提供を受ける事ができます。

この胚養子縁組を選択する不妊治療をされているご夫婦は、以下のような条件を持っていることが多いです。

養子縁組をご夫婦が決めているが、ご自身で出産を望む場合

繰り返す体外受精施術による成功率の低さ

精子と卵子の両方に問題がある場合

繰り返す流産を経験された場合

ご両親の障害または先天的な異常がある場合

養子縁組と直接妊娠の双方を希望される場合

精子や卵子の寄付よりも胚の寄付を好む場合


胚の健康状態は?

寄贈される胚は、健康な精子と卵子を通じて培養され、凍結前にPGS検査を通過して遺伝疾患に対し安全であると評価を受けた優秀な胚が保管されています。 このような過程は医療機関で検証が完了しており、明確に行われます。 また、凍結胚を提供されたドナーに対して血液検査(性別、エイズ、感染など)と遺伝疾患に異常はなく、胚の健康は安心できます。 そのほか、胚の提供によって起こりうる事柄などについては、提供を受ける前に詳しく説明を受ける事が出来ます。

凍結胚の提供で生まれた赤ちゃんはドナー(寄贈者)と法的に問題がないでしょうか?

寄贈に対する同意手続きは該当の提携病院が管理し、匿名で行われます。 それによって特別な問題が生じる部分はありません。 提供者が寄贈に同意する瞬間、胚に対するすべての権利と責任がなくなり、提供を受けた方に権利は移行されます。 そして凍結胚移植により妊娠·出産が行われ、まれな確率で起こり得る妊娠後遺症、胚の異常、胎児の異常、出産後の母体と赤ちゃんの状態などについてすべての部分に対する責任と義務があります。 したがって、寄贈手続きに対する深い理解と同意に対して、慎重に考える必要があります。

凍結胚の提供に対して妊娠成功率はどうなっていますか?

子宮の状態と胚の状態によって成功率は異なります。 また、母体の年齢も、健全な出産のために重要な要素です。 一般的にPGS着床前診断検査を通過した胚を移植した場合、40代前半の子宮が良好な患者さんの妊娠成功率は70パーセント前後と考えられています。 一方、PGS着床前診断検査を行っていない通常の凍結胚の場合、40~45パーセント程度の成功率となります。不妊治療をされているご夫婦が胚養子縁組について更に詳しく知りたい場合は、問診票のご提出により相談を受けています。その後、医学的・法的な部分を考慮し、選択した胚を直接移植される事になります。 これらの胚の妊娠成功率は PGS染色体検査を通過している胚や子宮状態が良いほど妊娠成功率は上がります。 万が一妊娠に失敗した場合は、別の新しい胚提供を受けて再移植を試みることができます。

不妊治療をされているご夫婦が胚養子縁組について更に詳しく知りたい場合は、問診票のご提出により相談を受けています。医学的・法的な部分を考慮し、選択した胚を直接移植される事になります。

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