着床前スクリーニング診断とは?

90年代から始まった診断法で、日本では2004年から韓国では2006年に始まり現在は最新の技術の診断法です。
着床前診断では、体外受精で得た受精卵から細胞の一部を取りだし検査を行い、正常と診断された胚を子宮に戻します。

着床前診断は妊娠後出生前診断結果による中絶を避けることを目的として始められました。
2000年に入ってからは均衡型転座保因者で複数回の流産を経験された方も対象になり流産率を下げることができるようになりました。

韓国IVFセンターは Next-Generation Sequencing(NGS)とComparative Genomic Hybridisation(CGH)という最新の染色体検査手法を用いた、安全な妊娠と出産が出来る病院をご紹介致します。

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PGD/PGSとは何か?

着床前診断PGD(pre-implantation genetic diagnosis)患者の遺伝的/染色体の異常を見つける事が出来ます。

着床前スクリーニングPGS(pre-implantation genetic screening) IVFの成功結果の有無と深い関係がある受精卵の染色体異常を調べる事が出来き、 着床の為の受精卵の細胞を検査して凍結保管をします。

その後、染色体異常の有無を分析し、検査のグレードの高い受精卵を選別して子宮に着床します。

正常と判定を受けた受精卵を安心して着床する事により、奇形や異常の確率が低い健康な赤ちゃんを出産する事ができます。

着床後に残った受精卵は保管後、再び着床の際や次の赤ちゃんをご希望の時に使うことが出来ます。

PGSを通じて、染色体異常を検査をする事ができます。受精卵は22組の染色体とXXまたはXYの性染色体を持つようになります。

例えば異常が発見された場合の受精卵は染色体が少なかったり、多いと判断をされます。

このような場合、着床失敗や流産に致命的な原因になります。

最もよく見られる異常が21番染色体以上(trisomy 21)で、 この場合、ダウン症候群の可能性があります。

その次にXO、XXX、XYYの様な性別染色体異常などがあり、その他にも多くの種類の方式があります。

 

PGD/PGS検査が必要な場合

PGDを通じて異常がある胚の移植を避け正常妊娠率を高める事が出来ます。

ご家族の中に遺伝疾患がある場合は検査をお薦め致します

  • 遺伝子疾患が無くても、年齢が高くなるにつれて卵子の染色体が異常を起こす確率は高まります。日本国内ではある条件を満たした方のみ検査を行いますが、韓国では臨む方へ希望により検査を受ける事が出来ます。
  • 特にPGD/PGSは次のような不妊でお悩みのご夫婦へ最も大きな効果を見ることができます。

-原因不明の反復流産の場合(3回以上)

-妊娠に至らず、着床の成功が難しい場合

-38歳以上のカップル(理由:高齢妊娠の場合、奇形児を出産する確率が高まる)

-過去染色体異常の妊娠や出産された方

-ご夫婦のどちらかのご家族に遺伝疾患がある場合

男女産み分け

着床前診断によって男女の産み分けを判断する事が出来ます。
ご希望の安全な胚を移植する事が可能です。

昔は、多くの家庭が男の子の出産を希望する傾向がありましたが、近年は逆転し特に女の子の出産に人気が集まっています。また、第一子で男の子を授かり第二子は女の子を授かりたい、またはその逆の状況も少なくありません。

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PGS 着床前スクリーニング検査の染色体検査は

より健康で安全な出産の為に価値ある選択です。