体外受精と顕微授精の違い

体外受精,顕微授精

体外受精 と 顕微授精 の違いをご存知ですか? ざーっと話しますと、体外受精はプレートに入った一つの卵子にいくつかの元気の良い精子が卵子に向かっていける様に、体内ではなく体外で受精し易い環境を準備してあげる行為を言います。そこで、勝ち残った受精卵を育てて女性の子宮に戻して無事着床する経過し妊娠判断が出るのを待つのです。 一方、顕微授精は名の通り顕微鏡を使用して卵子と精子を極々細い注射器で受精をする事を言います。顕微鏡が必要なので顕微授精ですね。 どちらも、受精は体外で行われ子宮に戻し着床成功し妊娠判断の結果を待つといった流れになります。 卵子と精子の採集は? 女性は排卵誘発をしてから卵子を採卵します。 男性はマスターベーションで精子を採取します。 コンディションによって状態も異なりますから、よし!体外受精に向けて体力づくりをするぞーとか生活のリズムを変えるぞーなど、また は食生活を改善するなど出来ることは気持ちを楽に、出来るだけ気持ちが良い状態で出来るように心掛けてください。 ”しなければならない”重さに負けない様に! 改善の結果は即!現れるわけでは無いので、くれぐれも事前に心掛けましょう~。 では、成功率は? 上記にもある様により精密な技術を要する顕微授精の方が成功率は高いですね。よって、金額的にも顕微授精の治療費の方が高くなります。 しかし、体外受精を何度も繰り返して行うよりは顕微授精を選択される方も最近は多い様です。理由はそれぞれですが、精神的な面・体力的な面・時間などの面からもよくよく考えてより良い選択をしてください。

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卵巣機能低下の判断法

卵巣機能低下

卵巣機能低下 卵巣機能低下: 体外受精の施行する為には一般的に卵巣刺激の注射を打ち、幾つかの卵胞を育てるようになります。 この時 3個以下の卵子が採取である場合、または、いずれような状況が予想される診断を受けた場合を ‘卵巣機能低下’だと言います。 体外受精の施行する為には一般的に卵巣刺激の注射を打ち、幾つかの卵胞を育てるようになります。 この時 3個以下の卵子が採取である場合、または、いずれような状況が予想される診断を受けた場合を‘卵巣機能低下’だと言います。 それでは, 卵巣機能はどんな方法で評価することができましょうか? 1) 生理 3日目血液検査を通じて卵胞刺激ホルモン (FSH), 黄体形成ホルモン(LH),エストラジオール(E2)数値を測定します。 2) 超音波を通じて卵巣内で観察される同卵胞数 (antral follicle count)を check します。 3)AMH(アンチミューラリアンホルモン)数値を測定します。 女性は一定の数の卵子数を持って生まれて、年齢が増加するほど保有卵子の個数が減少します。 したがって一般的に年齢が高い女性であるほど卵巣機能低下の可能性が高くなるのです。 しかし、若い女性のうちでもこのような卵巣機能低下の所見が観察される場合があって持って生まれた遺伝的要因、生活習慣、食習慣および色々な環境的な要因による複合的な結果だと言えます。 卵巣機能が低下した女性は排卵注射に対する反応が減少しているので排卵誘発剤という注射により多くの数の卵子を採取できるのではありません。 このような女性の場合排卵誘発剤という注射投与なしに進める自然周期体外受精(natural cycle IVF)を通じて良い結果を受ける事が出来ます。 卵巣機能低下が原因で自然周期体外受精をご希望の方は是非、ご連絡下さい。 韓国の病院で行うことが出来きます。

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胚の評価 – 体外受精は胚の質

体外受精は胚の質が良くないと産まれて来る赤ちゃんは健康でない影響が高いの? 胚の評価 今日は多くの方が気になる部分の胚の質の話です〜。 「移植を受けた胚の評価が下級だというのに…それでは、妊娠になるとたとしても不健康赤ちゃんが生まれるんですか?」 という疑問についてのお話です。 まず、「胚の評価」というのは、胚が分裂する速度、胚の形を見て判断します。 次の写真を見れば理解が早いと思いますが〜 3日培養胚であり、左胚は分裂速度も通常の形も対称的にきれいに分裂したのに対し、右側の胚は分裂速度も遅く、破片もまちまちに分裂しています。poor qualityの胚です〜 このように、胚の質に応じて妊娠率にも差がありますが〜事実下級胚より高胚を移植受けた場合、妊娠率ははるかに高いそうです〜しかし、下級胚といっても、必ず妊娠に失敗することはないので、移植受け取るとすぐ初日から憂鬱こと必要はないんです^^ 不妊治療の施術には。。。。 「妊娠は科学的に証明することができない、その何かがある。私たちが理解できる範囲以上ではないか。と思います^^」 再度、本題に入ってきて「移植を受けた胚の評価が良くないのに…それでは、妊娠になるとたとしても不健康赤ちゃんが生まれるんですか?」という質問に対して、最近報告された研究があって紹介してしたいと思います。 2008年から2012年までの一本の胚を移植されたが、40歳未満の女性を対象に、後ろ向き研究を進めており、good quality embryoを移植された1193人の女性と、poor quality embryoを移植された348人の女性を対象妊娠率と出生赤ちゃんの体重、早産力、妊娠中毒症、早期胎盤剥離と新生児合併症の有無などを比較しました。 下Table IIを見れば、妊娠率を比較したときは、当然予想できるようにgood quality embryoを移植された女性群でより高い妊娠率を示しました。 (上級胚妊娠率41.5%vs下級胚妊娠率19.2%) しかし、一度妊娠がされた場合、上級胚で妊娠がされた群と下級胚で妊娠がされた群の間に流産率、死産率、子宮外妊娠率に差はなかったんです。新生児生存率(妊娠がよく維持されて分娩した場合)を見ると、上級胚で妊娠がされた女性の77.8%、下級胚で妊娠がされた女性の80.6%で両群間の差がないことを知ることができます^^ そして、下の表Table IVにまとめられているように、妊娠関連の合併症の危険因子となる女性の年齢、BMI、喫煙の有無、分娩力、そして胎児の性別などの要因を補正したとき、子宮内成長の遅れ、低出生体重児、早産、妊娠中毒症、早期胎盤剥離、過剰体重増加、妊娠性糖尿病、ユング型膜炎、遺伝学的異常と奇形、母親の合併症は、新生児の合併症は両群(上級胚で妊娠vs下級胚で妊娠)との間の差がありませんでした。 また、2013年fertility and sterilityに胚質にともない、新生児合併症に対する研究結果がabstractで載せられました。 上級胚の移植を受ける場合と下級胚の移植を受ける場合の比較的結果は、上級胚が妊娠率が高いです。 しかし~妊娠に至ったらもはや、上級胚と下級胚を比較すると流産率、死産率、子宮外妊娠率および妊娠関連合併症、新生児合併症は差がなかったと結果があります。 胚の等級が良くないので、赤ちゃんが健康じゃなかったらどうしよう・・・・かと考えられる方々..いらしゃいますよね! この部分に対しては心配されなくても良いでしょうね^^ 胚の等級は単に胚の分裂の速度と形からグレードを分類するためのものであるので、着床率とは関係はあるけれど、今後生まれて来る赤ちゃんの健康状態とは関係が無いとの事です!から、ありがたい結果です。 沢山の方々が幸せな妊娠と出産を迎える事が出来ますように、日々応援しております。

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