稽留流産

  • 稽留(けいりゅう)流産

    妊娠10か月のうちで、最も重要で、大変で、そして危険な時期は、皆さんご存じのように妊娠初期(2〜3か月目)です。 まず、食生活と睡眠が最も重要です。カフェインを避け、無理な運動も控え、銭湯などに行くのも避けなければいけません。このように、妊娠したときには守るべきこと・気をつけることがたくさんあります。 稽留流産とは、胎児が体内で亡くなったあとも外に出ず、子宮内にそのまま留まっている状態を意味します。主な原因としては、染色体異常や子宮の奇形、内分泌障害、免疫学的異常などが挙げられます。そのほか、妊娠中の薬物服用、ストレス、栄養欠乏などが先天性奇形の原因になることもあります。また、過度なコーヒー・喫煙・飲酒は、胎児に染色体異常を誘発するわけではありませんが、自然流産が発生する可能性を高めます。 症状もさまざまですが、大きく3つに分けてみると、次のようになります。 胎児の心音が聞こえない つわりが少しずつ続いている 妊娠検査薬では陽性反応が出ている まず、つわりや乳房の痛みなど、妊娠の症状が急激に減少したと感じたら、病院を受診して胎児の心音などを確認してもらう必要があります。 2つ目について。普段どおりつわりが続くため、胎児が健康に育っていると思いがちですが、胎児が亡くなったあとも、胎盤機能はすぐには落ちないため、つわりや乳房の痛み、その他さまざまな妊娠の症状がしばらく続くことがあります。 最後に、流産後も胎盤などの機能が下がるまでには時間がかかるため、稽留流産の状態では、内容物が出てこない限り、妊娠反応検査や血液検査でも陽性と出ることがほとんどです。だからこそ、稽留流産は予防することが何より重要です。 妊娠初期は、普段の生活で体を清潔に保ち、先ほど申し上げたように、無理な運動やサウナ・銭湯は避けましょう。もちろん、カフェイン・生もの・タバコの摂取も控えてください。 そして、普段からカルシウム・野菜・果物などをたくさんとり、睡眠時間を増やすことをおすすめします。上記のような症状が現れたら、迷わず病院を受診しましょうね。