体を温める食事

  • 体を温める食事

    体を温めてくれる食品は、血液の流れを良くし、汚れた血の改善を助けます。栄養素と酸素を皮膚へ十分に届け、皮膚の再生を促してくれるため、アンチエイジングにもつながります。 反対に、体を冷やす食品をたくさん食べると、体温が下がって血流が悪くなり、老廃物がうまく排出されずに蓄積してしまいます。その結果、皮膚のトラブルが生じたり、不調につながったりすることもあります。 寒くなる時期は運動量も減るため、栄養価が高く、体を温める食品をとることが大切です。日ごろから意識して取り入れていきましょう。 漢方の考え方では 体を温める食品をよくとることで、体の柔軟性が高まり、気が満ちて活発になるとも言われています。 では、体を温める食品とは、どんなものでしょうか。見ていきましょう。 1. りんご りんごはビタミンだけでなく糖分も多く、体を温めるのに役立ちます。成分に含まれる糖分・有機酸・ペクチンのうち、ペクチンは体に溜まった疲労物質の排出を助け、腸の働きをサポートして便秘などにも効果が期待できます。りんごはよく洗って、調理せずそのまま食べるのが効果的です。 ちなみに、果物や野菜を洗うとき、農薬が気になりますよね。食べる前にお酢にしばらく漬けておくと、農薬がかなり落ちることをご存じですか? 2. はちみつ はちみつに含まれる糖分は、体への吸収がとても早い食品です。そのため、体内で即座にエネルギー源として働き、疲労回復に大きく役立ちます。 冷え性の方や、胃腸が弱く疲労を感じやすい方にとって、はちみつほど効果的な食品はありません。体を温め、全身の新陳代謝を円滑にし、すばやく温かさを感じさせてくれます。 3. 高麗人参 韓国といえば高麗人参ですよね。(苦手な方も多いと思いますが、料理に使うと意外と食べやすいですよ。)高麗人参は体を温め、気力を補ってくれます。血管に溜まった老廃物の排出を助け、抗酸化作用もあるため、疲労回復や生活習慣病の予防に役立ちます。 もっとも手軽なのは高麗人参茶です。水2リットルに高麗人参を40gほど入れて15分煮たあと、いったん人参を取り出し、さらに水を1リットル追加して15分煮ます。最後に、鍋に残った人参のかすをこせば、お茶のできあがりです。 4. にら にらはそれ自体が温かい性質を持っており、胃腸を整え、腰やひざを温めてくれる働きがあります。いつも体が冷えている方、ひざや腰にズキズキとした痛みを感じる方におすすめです。 5. 葱(ねぎ) ねぎや玉ねぎは、寒さを感じやすい方に効果的です。特に根の部分と白い部分は体を温めてくれるので冷え性の方に、緑の部分は体を冷やす成分があるので、ほてりを抑えたい方に向いています。 根の部分はそのままでは食べにくいので、きれいに洗って水と一緒に1時間ほど煮て、お茶のようにして飲むのがおすすめです。 6. 生姜 ご存じのとおり、生姜は体を温めてくれる強力な食品です。血液の循環を促進し、体を温めてくれます。 特に消化器官を温めてくれるため、胃酸の分泌促進・食欲増進・胃の細菌抑制などの効果が期待できます。胃腸の働きを助け、冷え性の方にもとても効果的です。ただし、血圧の高い方や不眠症の方は、とりすぎに注意が必要です。 7. にんにく にんにくは、血液の循環を整えるのに大きく役立ちます。食べることで体が温まります。加熱して食べるのも良いですが、より効果的なのは、はちみつに6か月ほど漬けたものを、1日に1〜2粒ずつ続けて食べる方法です。冷え性に抜群の効果が期待できます。 8. 蓮根(れんこん) 蓮根は、消化を促進し胃を保護してくれる効果で知られています。切ると切り口が黒く変化するのは、タンニンと鉄分によるものです。タンニンには収れん作用があり、痔・潰瘍・鼻血などを抑える効果が期待できます。根菜のなかではビタミンCが多く、体にゆっくり吸収されるため、ダイエットにも役立つ食品です。 薄く切って煮物にしたり、サラダにしたりと、レシピは数えきれません。 9. 栗 栗は栄養価がとても高く、消化も良いので、お子さんのおやつにも向いています。 胃腸と脾臓の働きを助け、胃の調子を整えてくれることから、血液循環にも良い影響があり、体を温める助けにもなります。蒸して食べたり、栗ご飯にしたり、甘露煮にして毎日1〜2粒食べるのもおすすめです。 10. かぼちゃ かぼちゃには、胃を温め、楽にしてくれる効果があります。カルシウムやビタミンAなども豊富なので、風邪などの予防にも効果的です。 そのまま蒸して食べてもよいですが、はちみつをかけて電子レンジで温めれば、ちょっとしたおやつにもなります。 以上が、体を温めてくれる食品です。ちなみに―― 緑茶・トマト・レタス・きゅうり・柿・バナナ・パイナップル・レモン・パン・牛乳などは、体を冷やす(熱を下げてくれる)食品です。 ご自身の体質をよく理解して、妊活に役立つ食生活に活かしてみてください。